3月22日(月)
毎年、ツバキの花が咲く時期に開講する、年に一度の「椿油講座」。
定員に達しての開催。嬉しいです。
すでに高田製油所さんの椿油を愛用して下さっている方や、これから使ってみようかなという方もおいでくださいました。
私はよく「高田製油所さんの椿油が良い」と言っていますが、本当に良いです、好きです
日本ではサザンカから得られたオイルも椿油として売られていたり、圧搾法で得られたものでないものもあるので、ちゃんと選んで使いたい。
何でもそうですが、そのものの背景や歴史を知ることで、より深いところで理解ができ、良いものにはさらに愛着がわいてきます。
その愛着や信頼は、ものを使う時にとても大切だと思っています。
椿油はヤブツバキの種子から得られます。10mm×15mmくらいのサイズ。この中に黄金色した椿油が含まれています。
今回も椿や椿油の歴史、成分、特性に始まり、
採油過程を写真を見ながら説明。
そして暮らしの中でどのように利用できるか、
食、美容、住まい(道具の手入れ)、
そしてオイルマッサージ(アロマテラピートリートメントやベビーマッサージ)への利用方法についてお話をさせていただきました。
揚げ物もできるんですよ、ということで、食用の椿油を使って、玄米のお餅を揚げた揚げ餅を召し上がって頂きました。
椿油はアトピー性皮膚炎で病院にかかっている方も、担当のお医者さんに薦められて購入して下さっている方もいらっしゃるのですが、随分楽になったとお話を伺います。
肌にとっては飛び抜けた薬効があるオイルではなく、
とにかく優しく、保湿と紫外線防止に役立つ”毎日のオイル”として使うことができます。
椿油講座でおこなっているワークショップでは、普段使っている植物油との感触の違いを比べてみます。
同じ量を同じ時に使って比べると、その違いがよくわかるのですが、
高田製油所さんの椿油の使い心地は、ふわっとした弾力があり優しい
また来年、2月か3月に開催します。
春の嵐で落ちてきた椿の蕾
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