12月5日(日)
午前は「カラダのことクラス」で今回は内分泌系がテーマでした。
内分泌って、ホルモンてどのようなイメージかを伺うと、たいてい「ホルモン焼き」がでて、あとは女性ホルモンや男性ホルモンといった性ホルモンのイメージが出てきます。
でも、ホルモンはもっと多様で、そしてカラダの調整,バランスを保つためにとても重要な働きをしています。ホルモンの種類も100種を超えます。
まず内分泌とは何か。ホルモンという言葉の意味、ホルモンが果たす役割、そして視床下部からスタートする体内での仕組みなどをお話して、
続いて、下垂体、甲状腺、上皮小体、膵臓、副腎、生殖腺などから分泌される各種ホルモンの作用をみていきました。
「カラダってすごいねー」とどの器官の話をしていても感嘆。
ほんとうにそうです。
下垂体の指示を受ける内分泌器官も、独自に働く内分泌器官も、それぞれ驚きの仕組みを持っています。
ちゃんと動くようになっているのだから、ちゃんと動けるように、私たちができることは食事の内容に気を配ること、運動をすること(これはカラダに対する合図です!)、そして休むこと。
なんでもないように思えることが、実はいちばん大事だったりします。
さらに、カラダの仕組みを知ることは不安を軽減することにもつながります。
たとえば更年期。
更年期障害が起こる仕組み、なぜ起きるかを知ることがまず第1。
心がまえがあれば、「あぁ、このことね」と。
不安が少ないだけでもカラダも気持ちも救われます。
こうしている間も多種多様なホルモンが血液中を流れ、カラダを維持しようとしてくれている。
そんなことを認識して、時にはカラダに、特に頑張ってくれているなという器官に感謝の気持ちを持つのも大切だと思うのです。
クラスでは特に内分泌系にとって大事な栄養について、そして休息時間やアロマテラピーでのケアについて、さらに環境ホルモンのことも少しお話をさせていただきました。
「カラダのことクラス・内分泌系」は12月7日(火)にもうひとクラス。
1月はお休みをいただいて、2月から消化器系、呼吸器系・循環器系、泌尿器系、運動器系と続きます。
詳しくはこちらに。
最近のコメント