12月2日(木)
本日は「にっぽんの精油」講座の2回め。
取上げた精油は青森ヒバ、スギ、そしてヒノキ。
青森ヒバ 秋田スギ 木曽ヒノキ 日本三大美林です!
ヒバは木から、スギは葉から、ヒノキは木と葉から抽出された合計4種類のエッセンシャルオイルについて、
植物自体の特徴、そして香りが持つ働きをイメージワークを通して探り、主要成分の作用とそこから各エッセンシャルオイルの働きを考察しました。
今、注目したい成分はヒノキチオールとセドロール。
どちらも青森ヒバに含まれています。
(ヒノキチオールはその成分がタイワンヒノキから発見されたためにヒノキチオールの名前がありますが、日本のヒノキには含まれていません。含まれていたとしても極微量でヒノキチオールとしての働きは期待できないようです。)
抗生物質が多用され耐性菌が増えている現代、これらのエッセンシャルオイルが持つ殺菌、抗菌作用はとても重要になってくると思います。
ヒノキチオールは発見された当時、破傷風菌、結核菌に対して有効であることが判明し、実用化されかけたところで、抗生物質が使われるようになり、ヒノキチオールが日の目をみることがなかったようですが、その後、MRSAやピロリ菌に対しても有効であるという研究結果もでています。
それ以外にも発毛促進、はたまた防黴など身体に心に、そして暮らしの中にも期待大の成分、そして精油です。
ヒノキは木と葉、それぞれから抽出されたエッセンシャルオイルを取上げました。
木は木らしく、葉はエネルギーいっぱいの香り。クラウンチャクラに響くとおっしゃっていた方もいらっしゃいましたが、ほんとうにそのようなエネルギーを持った香りです。
ここ最近、私個人は沐浴や室内の芳香浴につかうエッセンシャルオイルは日本の香り一辺倒になりました。
森林療法では多様な種類の木が生えている森の方がリラックス効果が高いとか。
沐浴も芳香浴も3〜4種類ほどブレンドして使っています
青森ヒバ、スギ、ヒノキは12月12日(日)にも開催。
そして12月はさらにクスノキ、クロモジ、ニオイコブシ、ミズメザクラの4種を取上げます。
開催は12月16日(木)と26日(日)共に10.00-12.00です。
両日とも残席1になりました。ご興味のある方はお早めにご連絡下さい。
詳しくはこちらに。
最近のコメント