一季節に一度。今回で3回めを迎えるこの講座。秋編というには少し時期が遅かったのですが、でも、先生からいろいろなお話を伺うことができて相変わらず楽しい講座でした!
今回登場したのは柿、葛、栗、クコ、銀杏、アケビ、サツマイモ、里芋、ジャガイモ、山芋、ムカゴ、ゴボウ、春菊、青梗菜、キノコ類、ブロッコリー、カリフラワー、タマネギ、人参、蓮、彼岸花、山椒。
ちょっと欲張りすぎたかなと、思うくらいたくさん候補を挙げて、先生に説明をしていただきました。
季節の野草はもちろんですが、旬の野菜を調理する時のちょっとしたコツを教えて下さるので、実際にお料理に使う時のヒントになってありがたいのです。
例えば、今回の講義では山芋は生で、すっていただくのが良いと教わりました。山芋にはでんぷん質が多く含まれている。通常、同じようにでんぷん質を多く含むサツマイモやジャガイモなどは生のままいただくことはありません。なぜなら、消化吸収が悪くお腹をこわすから。
ところが山芋には、このでんぷん質を消化する酵素がたくさん含まれている。だから生食が可能。ただし、これらの消化酵素は加熱すると壊れやすいので、あまり熱を加えない方が良いとのこと。
う〜ん、お好み焼きに入れちゃうけど、それ以外は生食にしよう。あーでも、お出汁に入れるのも美味しいのよね。。。
秋は陰陽五行の五行でいうと臓器では「肺」が当てられてます。味は「辛み」。辛みは肺を養う。
辛みは身体を温めて、血の巡りを促し、気をめぐらせて、滞っているものを発散させてくれます。
植物としては唐辛子、ネギ、生姜、そして山椒など。食べ過ぎるとかえって身体を冷やします。くれぐれも過食しないように、バランス良く組み合わせて調理してみて下さい。
今回の講座は白土先生がお持ちくださった蓮の実の甘納豆やジャスミンティーもいただきました。ご馳走さまでした。
次回は冬編です。日程は決まり次第、midiのwebサイトにアップします。
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