「日本の伝統油 椿油講座」本日、開催しました。
昨年の春の開催に続いて2回目。前回との違いは”揚げ餅”の試食とエクストラ・ワークショップが加わったことです。
私の椿油への深ーい思い入れに対して、一般的にはまだまだ”髪油”としてのイメージが強いようで、あまり人気はないようです。。。残念。
それでも、アロマテラピーに関わる4名の方が、、またそれぞれの植物油の使用感を比べて確かめる”エクストラ・ワークショップ”にも3名の方が引き続きご参加くださいました。
椿油の歴史、植物としての特徴、植物油としての特徴・成分、そして一口に椿油といっても、いろいろな種類があり、採油の仕方もまたいろいろだということをお話しさせていただきました。
そして、食への利用、ヘアケアやスキンケアなど美容への利用、それから住まいへの利用方法についてご紹介。
つまり、正しい椿油は、食、美容、住居とオールマイティな植物油なのです。
食への利用では、実際に薄く切って一日干したお餅を椿油で揚げて、試食。
そのパリパリとした音の美味しそうなこと!
もちろん、食感もサクサク!軽くお塩をふっただけでしたが、評判上々。
こんなに簡単で安心な揚げ餅がすぐにできてしまいます。
今回、もうひとつ評判が良かったのが、エクストラ・ワークショプ。
普段それぞれの方がアロマテラピートリートメントに使っている植物油と椿油の使用感の違いを体感するというワークショップです。
片手ずつ違う植物油を使いハンドトリートメントをしていただきました。
この反応が面白かったのです!
「うわー」とか「えーー」とか擬音がたくさん。。。その使用感の違いに驚かれたようです。
椿油が持つ独特の弾力は、優しさに包み込まれている感覚。使用後も乾いたタオルで押さえるだけで、あとはサラサラ。
受け手だけではなく、施術をする側も心地良い。
本当に良いオイル。どうか、この先も日本に椿油が残っていきますように。
製油業者の方、そして大島の島民の方に感謝。
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