「にっぽんの精油」
日本の精油、和精油、日本の香り、いろいろな表現がされますが、
アロマテラピーが日本に本格的に導入されて約25年、ようやく日本人独自の色が見え始めました。
このクラスを開催する、する、と言いながら何年経ったのか、
オオカミ少年になるところでしたが、
このクラスを始めるにあたって、私にはどうしても訪れておきたい場所がありました。
北海道下川町。
トドマツ(北海道モミ)の精油が抽出されている町です。
日本の香り、日本の精油を使いたいと思いながら仕事をしていたちょうどその頃に、
下川町でトドマツの精油が産声をあげました。
幸運にもトドマツ(北海道モミ)が世に出て行く様子をそばでみることができ、
私にとっても大切な精油になりました。
それから10年、なかなか訪れる機会に恵まれないままでしたが、
今年6月、ようやくようやく念願かなって北海道下川町を訪問。
想い描いていた通り、もう町全体が温かで、心がふんわり。
帰りたくなーい!と思いました。
この10月には飛騨高山の日本の精油の産地も訪問することができ、
私の中でも、日本の森やそこに育つ植物についてまとまりができました。
世界中に素晴らしい香りはたくさんあります。
私も大好きな外国産の香りはあります。
でも、この日本の気候風土の中で淘汰されつくられてきた私たち日本人の身体(細胞)と感覚には、
やはりこの気候風土の中で生き抜いてきた日本の植物は、理屈抜きに染入り、
また必要なものではないかと考えます。身土不二。
そして、地産地消。
日本のアロマテラピーに、もうひとつ日本の精油という新しいステージがしっかりと根づくことを願って、「にっぽんの精油」のクラスができました。
ご興味のある方、ぜひお越し下さい。
クラスの詳細はこちらです。
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