ヤブツバキの実が熟してはぜた実の中には、栗の実を小さくしたような種子が2個〜10個。
この椿の種子は初代の代からずっと、伊豆大島の島の人たちが集めてきて下さるそうです。
ひとつひとつ手で拾い集めて、天日干しをしたあと持ち込まれます。
椿油の需要が減った時代も変わらずに、集められた椿の実を買い取り続けてきた。それが現在も変わらぬ、島の人たちと高田製油所さんの強い信頼関係となっているようでした。
この写真は種子の選別。椿油ができるまでの過程で一番大切なのが、「選別」だそうです。
この選別がきちんとされていれば、良質の椿油を得ることができる。大切な作業。
お邪魔した時(2006年3月)は2代め、高田製油所の社長であるおじいさまが担当されていました。
そして、40度の温度でさらに8時間乾燥させます。
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