先週から始まった「マクロビオティック クッキングクラス」春のクラス。
火曜クラスと日曜クラス、両方ともスタートしました。その時の様子、ようやくアップです。遅くなりました。。。
このクッキングクラスは日曜クラスに参加しているので、その時の様子をご報告します。
一言で言うなら、本当に楽しかったです。
春。上昇のエネルギー。陰陽で言うなら陰。
この季節の味、野菜、穀物、豆、海藻などの種類、そして大切な調理法。
自然に暮らしていると、もう煮込み料理を作りたくなくなってくる季節でもあり、いただきたくなくなる季節。この季節の調理法は、まさに蒸す、茹でるなど。
阿部先生は、”自分で考える””自分で感じとる”ことを大切にされる方。だから授業が楽しい。聞いているだけだと、頭からすぐに抜けて行くけれど、自分の頭で考えるとしみ込んでゆく。
授業はまず、その日のお料理の説明から入り、→ 調理 → 試食 → 講義 と進みます。
今回は冬から春への移行期に便利なポトフ。お野菜丸ごとゴロン。さすが、無農薬野菜のなせる技!農薬が使われていたら、こうはいかない。しっかり厚めに皮をむいて、、、となるけれど、無農薬野菜は手間なし、無駄なし。有り難い。
ごぼうも、たわしや包丁の背で皮をそぐのが常だけれど、写真にあるように、手で洗う。阿部先生からも「皮に牛蒡の甘味があるのだから、とっちゃダメです。」と。
その牛蒡を使ったきんぴらは、ほんとうに、ほんとうに牛蒡の甘味が美味しくて幸せで。。。
この量で、味付け、風味付けに使ったのは、お塩をほんのひとつまみ、そしてお醤油をこれまたほんの少し、ちょろり。
たったこれだけで、野菜たちの甘味がぐんと引き出される。旨味が出てくる。
この変化を、塩と醤油を入れる前に味見、塩ひとつまみ入れて味見、お醤油ちょろりっで味見、と確認させて下さった。その変化に驚き!
いやぁ、楽しい!
そう言っている間に、お腹はぐうぐう。試食タイム。かわいらしく握った手鞠ごはん。桜の塩漬け、菜の花のからし醤油、蕗味噌(この蕗味噌、驚きでした!調理時間、たったの5分!)、そしてワカメとゴマ、と春の季節満載。目でも春を味わえる一品でした。
月に一度、春夏秋冬と一年かける授業。
でもこだわったのは、季節を身体で感じながら、その季節の食材、調理法、過ごし方を学び、味わい、体験する、ということ。春には春の話、夏には夏の話。
この思いに共感してここを選んで下さった方がいらっしゃったのが嬉しかったです。
春は”解毒の季節”。冬にたまったものを出すぞー!
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