今日は「にっぽんの精油」講座 日曜日のクラス。
マツ科のトドマツ、モミ、ヒメコマツを取上げました。11月18日の木曜クラスに続いて2回めです。
ひとつひとつの精油をムエットにつけて香りのアクティブイマジネーションというイメージワークをします。
主要成分は似たようなもので構成されているにも拘らず、トドマツの葉、モミの枝葉、ヒメコマツの枝葉、いずれもそれぞれに個性があります。
まして、葉ではなく木から得られたヒメコマツの精油はまったくイメージの異なる香り。
こちらはやはり成分からみても、葉から得られたものと異なります。
トドマツの葉は柑橘類を思わせる爽やかさがあり、
モミの葉は同じモミ属ながらも、トドマツに比べて落ち着きがあります。
そしてヒメコマツ、五葉松とも呼ばれる盆栽でもお馴染みの松ですが、とても複雑な香りをもっていて、今日はなかなかの人気でした。
私も、ここ最近よく使っていたのはヒメコマツ。
天然塩に混ぜてお風呂に入れると、幸せ〜な気分
そのヒメコマツの木から得られた精油は、森林の中にいるというよりは、和室や木材がふんだんに使われた場所にいるイメージ。
とても落ち着きます。いつも側にあってもいいなという感じ、とおっしゃっていたかたもいらっしゃいましたが、まさにそんな香りで、日本独特の香りだなと思います。
講座では植物の学名から始まり、分類(科名+属名)、分布、精油抽出部位、精油製造法、主成分をみたあと、主成分個々の働きを説明して、古来の使い方もふまえて、その精油が何に利用出来るかを考察します。
実習は今日の精油を使って、バスソルトを作りました。
「こんな香りが家のドアを開けた時にあると幸せ〜」と作ったバスソルトを香りながらおっしゃっていましたが、ほんと幸せです。
日本の香り、理屈抜きに染入ります
日本の精油産業はまだ始まったばかり。
その産業の維持、発展を支えるのはエンドユーザーである私たちです。
積極的に使って、意見をフィードバックさせていかなくてはいけないと思います。
次回の「にっぽんの精油」はヒノキ科・スギ科
ヒノキ(木・葉 2種) ヒバ(木) スギ(葉)
割り箸についてもお話をしたいと思います。
12月02日(木)はキャンセル待ちですが、12月12日(日)はまだ受付中です。
ご興味のある方はぜひ
詳細はこちらです。
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